IE9ピン留め

寝ても覚めても本の虫

児玉清「寝ても覚めても本の虫」(新潮文庫)を読んだ。
寝ても覚めても本の虫 | 商品情報(書籍)

本書は、俳優の児玉清氏がハマッてきた小説を次から次へと紹介したもの。その殆どが欧米のエンターテインメント系の小説である。児玉氏は子供のころからとにかく本が好きだったそうで、岩波文庫の名作などは片端から読破したそうだ。成人して俳優の卵だった頃、28万円(当時の月収の3倍)もする全集本を購入し奥さんに呆れられたこともあるという。その後欧米のエンターテインメント系の小説に目覚めた児玉氏だったが、翻訳が発売されるたびに夢中で読破していった結果、読むものがなくなってしまい、その後は原書のハードカバーを購入して読むようになったという。

あなたの一番好きな仕事は、と娘に聞かれて「本の虫になること」と答えたのはカール・マルクスだったが、確かに世の中にこんな楽しいことはないだろう。現代では本のほかにもいろいろなメディアが作られ、選択の幅は確かに増えたが、依然として世界中でたくさんの本が書かれ、多くの人に読まれている。それにしても売れっ子の俳優・司会者の児玉氏によくそんなに本を読む時間があったものだ。やはり好きなことなら時間を作ろうと思えば作れるのだろうか。(本書を読んでいても、飛行機の中で夢中で読んだ、などと児玉氏が時間を見つけては読書に励んでいる様が垣間見られる。)

最近は英語の本を読むこともなくなり、時々仕事で英語の文書を読んでいても英語力の低下を痛感している。児玉氏のようにハードカバーとはいかないが、ペーパーバックでも買ってみようかしらん。
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by ika-no-shiokara | 2007-07-22 08:05 | その他 

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