烏賊の塩辛が見に行った映画や展覧会の感想など、日々感じたことを徒然に書いていきます。


by ika-no-shiokara
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ALWAYS三丁目の夕日

映画「ALWAYS三丁目の夕日」を東急シネマズMM21で見てきた。

c0023633_10495662.jpgどうせ邦画だからまた空いているんだろうと思って映画館に入ったらとんでもなく混んでいた。みんなこういうのが意外に好きなのかな?僕はCGで昭和33年の東京が見られるのを期待して見に行っただけなんだけど。原作はビッグコミックオリジナルで連載しているあの漫画なんでしょ。お涙頂戴の筋書きがみえみえじゃん。(と思って映画館に行ったのだが。)

CGやセットは期待以上のできばえ。建設途中の東京タワーが見える夕日町商店街。道路もまだ舗装されておらずオート三輪が人をかきわけて通っている。蒸気機関車に揺られて集団就職の子供たちが降り立つ上野駅。都電からみえる街並みもいい。自分は昭和38年生まれで映画の舞台となった昭和33年当時のことを知る由もないが、不思議と懐かしさを覚える。自分の子供の頃(昭和40年代前半)でも道路は舗装されていなかったし、駄菓子やも残っていたから、半分は自分の思い出にオーバーラップするところもあるからか。昭和33年という設定は、東京タワーができた年ということだろうけれど、横浜ラーメン博物館の地下の街並みも昭和33年だったはず。(こちらは確か最初にインスタントラーメンが発売された年だったから。)不思議な一致だけれど、日本が戦後の混乱期を終えて高度成長時代に突入する直前の、人々が貧しいけれど希望を持ち始めた年で、人々の思い出に留められているのかもしれない。

いつしか映画にひきつけられ涙腺が熱くなってきたのは、自分も日本人だからなのだろうか?筋がみえみえなのに。堤真一の「鈴木オート」、吉岡秀隆の「文学」の演技が良かった?うん、そうだね。吉岡は「Drコトー」や「半落ち」とは全然違うキャラクターだが(良い意味で)「くさく」演じているのはいつもと同じか。やっぱりうまいよね。堤真一が怒って「ゴジラ」のように大暴れするところ、その後テレながら六ちゃんに謝るところもよかった。
あと、堀北真希もかわいかったし小雪もきれいだったね。(みんな言っているように、あんなにスタイルの良い日本人が当時居たとは思えないけれど。)

「オリジナル」連載作品映画化の先輩である「釣りバカ日誌」のように、「三丁目の夕日」もシリーズ化できないだろうか。「鈴木オート」や「文学」のキャラクターは十分魅力的で、いろんな話が展開できそうだ。(原作にこだわらず。)釣りバカに匹敵する日本映画の人気シリーズになれると思う。
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by ika-no-shiokara | 2005-11-26 23:59 | 映画
TSUTAYAで「リバー・ランズ・スル・イット」という映画のDVDを借りてきて見た。

パッケージを見てモンタナ州の美しい自然を楽しめることに期待して借りたのだが、美しい山河を堪能できたのは勿論、ドラマとしてもなかなかのできだったと思う。

モンタナの大自然の中で牧師の父に教えられた釣りに明け暮れながら育った2人の兄弟。弟は地元の大学を卒業するやジャーナリストになり、釣りの腕も父を凌ぐほどになる。兄は東部の名門大学を6年かけて卒業して故郷に帰ってくる。久し振りに再会した兄弟は、子供の頃と同じように父とともに釣りに行くが、大人になった兄弟の行く路ははっきり分かれてしまった。兄は自分が退屈な人間なのに比べて弟が天衣無縫な性格で釣りの道も究めてしまったことで、愛する弟ではあるが同時に妬ましい気持ちも抱く。弟もまた、飲んだ暮れの自分に比べ学問の道を進んでいく兄にコンプレックスを感じる。兄は大学教授のポストを得るが、弟は喧嘩や賭博にあけくれ、最後には喧嘩で命を落としてしまう。悲しい結末ではあるが、弟は父をして「それだけじゃない、あの子は美しかった。」と言わしめる。

モンタナ州ってどこにあるんだろうと思って調べたら、アメリカ北西部のカナダ国境付近にあり、面積は日本全体に匹敵するという。ロッキー山脈などのある自然の豊かな土地らしい。映画でインディアンへの人種差別が描かれていたのも土地柄か。
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by ika-no-shiokara | 2005-11-26 17:54 | 映画
11/23の勤労感謝の日に、東京国立博物館でやっている「北斎展」に行ってきた。

いやぁ、混んでいるとは聞いていたが、大した人気である。平成館の前の行列の最後尾についてから中に入るまでに1時間強かかった。2ちゃんねるの書き込みでは客は老人ばかりと書かれていたが、私の行ったときには老若男女様々の方が来ていて、日本の美術愛好者界(?)の将来は明るいと思えた。

今回の展覧会は前後期合わせて500点もの展示があるという。私の行った時期は後期にあたるが、300点の北斎の作品を一度に見ることができたわけで、貴重な体験ができたと思う。
教科書などでよく見た「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」など、多くの傑作が並んでいるだけでなく、90歳まで生きた北斎の画暦に沿って各年代の作品が世界中の美術館から多数集められていた。

あまりの人出のため、1点1点の作品をゆっくり作品を鑑賞することはできなかったが、とくかく北斎が生涯を通じて生み出した作品の量とバリエーションに圧倒された。北斎が世界中の人に愛されている画家の一人であることを改めて印象づけられた展覧会だった。
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by ika-no-shiokara | 2005-11-23 23:45 | 美術

東京国際女子マラソン

東京国際女子マラソンで高橋尚子が復活優勝した。

2年前の悪夢のようなレースの舞台だった東京国際女子マラソンに真っ向から挑んで、見事に優勝したのだから大したものだ。やはり高橋はすごかった。

試合の数日前に肉離れを起こしたという話も聞いていたし、みんな心配してテレビを見ていたんだろうな。35キロ過ぎで高橋がスパートした時も、大丈夫だろうかと自分のことのようにどきどきした。

優勝インタビューで高橋が、「全国の小中学生だけでなく中高年のみなさんも1日1日を大切にしてがんばってほしい。」というような主旨のことを言った時には、自分が励まされた気がしてびくっとした。日本中の人がこの高橋の言葉に励まされたのではないだろうか。

よし、明日からがんばるか!(と言ってビールを飲む自分<だめじゃん。)
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by ika-no-shiokara | 2005-11-21 00:15 | その他

iTunesサーバー

玄箱を使ってiTunesサーバーを立ち上げたのだがうまくいかない。

玄箱とは、玄人志向から発売されているNASキット。(LAN接続型のハードディスク)
デフォルトのままでも良いのだが、先人の成果(玄箱うぉううぉうhttp://kuro.dsk.jp/)
に倣ってdebianをインストールした。

このlinux boxでiTunesサーバーを立ち上げて、玄箱にセットした400GBのハードディスクに入れたmp3ファイルを聴こうという算段である。
私の使っているパソコンは、富士通のノートパソコン(ハードディスク80GB)とMac Mini(同じくハードディスク80MB)で、mp3ファイルはMac Miniに入れているのだが、mp3ファイルの要領が50MBを超えてしまい、ハードディスクの残りが乏しくなってきた。そこで、玄箱を利用してこの問題を解決しようと思ったのだ。

iTunesサーバーとして、mt-daapdというソフトを導入した。どうもiTunesがバージョン5になった時にフォーマットが変わったために過去のバージョンではiTunes5以上とお話ができなくなったらしいとの記事を読んで、最新版をダウンロードする。試しに数曲を玄箱にコピーしてmt-daapdを起動、Mac MiniのiTunes6から開いてみると、曲名・アーティスト名の日本語が見事に文字化けしてしまっている。ググッてみると、デフォルトのmt-daapdではID3タグにutf8かutf16を使用していないと文字化けしてしまうようだ。だが同じ問題に遭遇して文字化け対策用のパッチを作成した先人を発見(http://ouchi.nahi.to/~kaidempa/mt-daapd/)

喜んだものの、このページの記述だけではlinux初級者の私には荷が重い。さらにググッてみると、このパッチを私と同じ環境でインストールした方が詳細な手順を記述したページを発見。
(One Day音楽を聴こうhttp://d.hatena.ne.jp/shiala/20051104)
喜び勇んでこのページの手順通りインストール作業を実施。さぁ、またMac MiniのiTunes6からmp3ファイルを開いてみよう。・・・あ、やっぱり文字化けしている!ガーン!!

というところで今日のところはタイムアップ。なんとか原因を特定したい。すぐに解決しないなら、とりあえず洋楽だけ玄箱に移そうかなぁ、と思っている。

玄箱
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iTunes画面
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by ika-no-shiokara | 2005-11-19 23:17 | PC/Web

その後の浦島太郎

横浜市歴史博物館へ「よこはまの浦島太郎」展の関連の講演会「その後の浦島太郎」を聞きに行った。

神奈川区の浦島町に浦島伝説が伝わっていることは知っていたが、このような伝説は全国各地に伝わっており、講師の小峰和明立教大教授によれば「海がある土地なら必ずといってある」そうだ。
この浦島伝説、古くは日本書紀や万葉集にも見られるそうだが、浦島太郎の名前が初見されるのはお伽草子とのこと。それ以来、日本人は少しずつ物語の内容を変えながら今日まで浦島太郎の物語を伝承してきた。小峰氏の表現では「日本人がそれを必要としてきた」と言う。外国でも類似した物語はあるが、竜宮城に行った時に戦いらしい要素が見当たらないこと、故郷に帰ってきて幸せになるどころか(筋によっても違うが)老人になってしまう等ハッピーエンドにならない点が浦島太郎伝説の特徴で、他にはあまり見られないようだ。

浦島伝説は今日的にも、環境問題など様々な視点から読み取り可能であり、今後も日本人が必要としていくだろうとのコメントが印象的だった。
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by ika-no-shiokara | 2005-11-13 23:09 | 文学/小説
横浜みなとみらい小ホールで山手プロムナードコンサートを聴いた。

午前中の雨もコンサートの始まる頃にはすっかり上がり、小ホールのロビーから真っ青な空と海、横浜国立会議場のステンドグラスがくっきり見えた。
コンサートだが、バッハのブランデンブルグ協奏曲6曲を全て演奏するという意欲的なプログラムで、3時間に渡る熱演を楽しむことができた。
クラシックコンサートには珍しく、フリーアナウンサーの浅岡聡氏の司会がついたが、バッハが新しい仕事を得るためにブランデンブルグ辺境伯に取り入ろうとしてこの6曲の協奏曲を献呈した話などを交えた楽しい話が聞けた。
古楽器でのブランデンブルグ協奏曲は初めて生で聴いたが、ビオラ・ダ・ガンバやビストンの無いトランペット等、バッハ当時の楽器を間近で見聞きできてよかった。c0023633_055958.jpg
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by ika-no-shiokara | 2005-11-12 23:55 | クラシック音楽